メタボリック・シンドローム

くるみ(胡桃)は動脈硬化の予防・改善効果があるので、同様にメタボリック・シンドローム予防・改善にも効果があると言えます。

メタボリック・シンドロームとは?

メタボリック・シンドロームとは内臓肥満症候群と言われることもありますが、一般的に「メタボ」という俗称で呼ばれることが多い症状のことです。

メタボリック・シンドロームは生活習慣病(特に動脈硬化)になるリスクが高い状態です。具体的には肥満、高血圧、高血糖、脂質異常などの症状が複合的に発症している状態のことです。

くるみがメタボリック・シンドロームに効果的な理由

くるみは肥満、高血圧、高血糖、脂質異常、それぞれの予防・改善に効果的とされ、さらに糖質を殆ど含みません。

くるみに含まれるαリノレン酸と抗酸化物質は悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らし、過酸化脂質を軽減するので高血圧、脂質異常に効果的です。またくるみに含まれるビタミンB1はブドウ糖の代謝を促進し肥満、高血糖を抑制します。そしてくるみに含まれる食物繊維は糖質、脂質の吸収を妨げ、便通をよくする点で肥満、高血圧、高血糖、脂質異常全てに効果があると言えます。

各くるみの症状・病気に対する詳細は以下を参照ください

くるみが肥満に効果的な理由
くるみが高血圧に効果的な理由
くるみが高血糖(糖尿病)に効果的な理由
くるみが脂質異常に効果的な理由(くるみの血液サラサラ効果)

つまりくるみはメタボリック・シンドロームの予防・改善に非常に効果的と考えられるのです。くるみは動脈硬化の予防・改善に効果的であることを考えれば、動脈硬化予備軍とほど同義のメタボリック・シンドロームに効果的なのは当然とも言えます。

ただし、くるみは高カロリーでリノール酸も多く含むので、食べ過ぎると肥満、脂質異常のリスクが高まるのでご注意ください。メタボリック・シンドロームに効果的なのはあくまで適量(28g程度/1日)のくるみです。

 

adsense

最後まで読んで頂きありがとうございます

関連記事

no image

アンチエイジング(老化予防)

くるみ(胡桃)の成分やその効能・効果を調べていると、その多くがアンチエイジング(老化予防)に繋がるこ

記事を読む

no image

動脈硬化の予防・改善

くるみ(胡桃)の効果・効能の説明に必ずといってもよい程登場するのが動脈硬化症への効果です。 動

記事を読む

no image

糖尿病の改善

くるみ(胡桃)は糖尿病の改善などに効果的と言われることがあります。これはくるみに含まれる成分等に糖尿

記事を読む

no image

血行を良くする

くるみ(胡桃)には血行を良くする、血流を促進する効果・効能が期待できます。ところで「血行が良い」状態

記事を読む

no image

滋養強壮・虚弱体質改善

くるみ(胡桃)はαリノレン酸の悪玉コレステロールを減らす効果がよく知られていますが、くるみの元来の効

記事を読む

no image

美髪促進

くるみ(胡桃)には美肌促進効果が期待できますが、同様に美しく健康な髪の毛を作る美髪促進効果も期待でき

記事を読む

no image

集中力・記憶力を高める

くるみ(胡桃)は脳神経に作用する成分を含んでいます。その為、くるみには集中力や記憶力を高める効果があ

記事を読む

no image

クルミの注意点・副作用

クルミが悪玉コレステロールを下げ、動脈硬化などの危険性を下げるというのはクルミにα-リノレイン酸が含

記事を読む

no image

血液サラサラ効果

くるみ(胡桃)に一番期待できる効果・効能と言えば「血液サラサラ効果」ではないでしょうか。くるみには血

記事を読む

no image

脳卒中(脳梗塞)の予防

くるみ(胡桃)には脳卒中の危険因子を軽減する要素があります。特に脳卒中の中でも動脈硬化が大きな要因と

記事を読む

adsense

adsense

no image
プロアントシアニジン

くるみに含まれるプロアントシアニジンのまとめ プロアント

no image
エラグ酸

くるみに含まれるエラグ酸のまとめ エラグ酸とはポリフェノ

no image
植物ステロール(β-シトステロール)

くるみに含まれる植物ステロールのまとめ 植物ステロールと

no image
癌(がん)予防・抑制

くるみ(胡桃)などナッツ類は癌(がん)に効果的な食品として紹介されるこ

no image
アンチエイジング(老化予防)

くるみ(胡桃)の成分やその効能・効果を調べていると、その多くがアンチエ

→もっと見る

PAGE TOP ↑